発達障害の子供とうまく付き合っていく為に

発達障害の子供を育てている家族のブログです。連れ子なので妻は息子に会って数ヶ月ですが、一緒に頑張ってます。

発達障害は悪ではない!




今回の新幹線殺傷事件で、発達障害の事が取り上げられています。
発達障害だから···

なんか、発達障害を持っていると、理解力の乏しさや衝動にかられると我慢出来ない特性が犯罪に結びつけられる。

悲しいですね。

世間が発達障害をいかに理解していないかがわかります。
発達障害は精神病ではなく、脳の障害だということを理解している方は少ないのかな?
親の躾がどうとか、学校生活がどうとか、生活面でおかしくなったみたいに言われていますが、そうじゃないんです。

発達障害は躾をおろそかにしているわけでもなんでもないんです。
脳に障害があって、理解力が乏しいから言ってる事がわからない。
躾は関係ないんですよね。

片腕がない人に、両手で取りなさいと言う人はいますか?
片足がない人に、全力で走れと言いますか?
目が見えないのに、よく見ろと誰が言うんですか?

脳に障害があって、理解できないのに理解しろというのは障害者には差別でしかありません。
躾じゃないんです。
ルールを守れと言っても、ルールが理解出来ないのに守れるはずはないんです。

今回の事件で、発達障害がクローズアップされてますが、発達しないが悪いとは思わないで欲しい。

この事件の容疑者が起こしたことは、許される行為ではありません。
しかし、発達障害だからという報道はやめてもらいたい。
発達障害を持っていると、犯罪者になるみたいにとらえられると、発達障害が悪になってしまう。

発達障害は悪ではありません。
発達障害だからこそ、普通の人より秀でているところもあるんです。

こういうニュースで、発達障害を悪いイメージで世間がとらえてしまうことが、悲しい。
もっと、国が発達障害に理解を示していれば、こうした事件は起きなかったのかもしれない。
国は、見てわかる障害には力を注ぎます。
しかし、見てわからない障害はほったらかしです。

発達障害も、障害なんです。
見てわかるかどうかは関係ない。

国がその辺を理解していれば、今回の事件は防げたのかもしれません。
国の怠慢が招いた事件と言ってもいいでしょう。

この事件をきっかけに、国が動いてくれることを願います。
目に見えなくても、障害で苦しんでいる人は山ほどいるんです。
目に見える物が全てではない。
国はその辺を、よく考えるべきではないでしょうか?
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