発達障害の子供とうまく付き合っていく為に

発達障害の子供を育てている家族のブログです。連れ子なので妻は息子に会って数ヶ月ですが、一緒に頑張ってます。

育てにくいのには訳がある

このブログのタイトルにも使わせてもらっている本を紹介したいと思います。

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この本を読んで、発達障害の子供の見方が180度かわりました。

今まで、何故でしょうか出来ないの?

何故言うこときけないの?

何故忘れ物ばかりするの?

なんて、毎日怒ってばかり。

でも、この本を読んで、その原因がわかってからは、怒ることがなくなりました。

だって、怒る必要がないとわかったからです。

発達障害の子供は、やらないんじゃなくて、出来ない。
出来ないんじゃなくて、理解していない。
忘れてるんじゃなくて、そもそも覚えていない。

そういう事だったんです。

大人なら、簡単に出来ること。
例えば、ご飯を食べる時に片方の手で茶碗を持つ。

こんなこと幼稚園の子供でも出来ますよね?
でも、それが出来ない。

何故?

それは、脳の交通整理が出来てないために、まだ利き手とそうじゃない方の連携がとれてない。
だから、やろうと思っても出来ない。
片付けでも、じっと座っている事も、脳の交通整理が出来てないので、一つのことに集中出来ない。

そりゃ、出来ない事を無理やりやらしても出来るわけないんですよね。

その事がわかると、出来ない事を怒るより、出来た事を褒めてあげるほうがいいんだと気付いたんです。

そうやって、褒めていくと、何故か出来ないことが出来るようになってきました。

なんだか、不思議ですね。

今まで、散々怒りまくって出来ない事が、ただ別のことで褒めてあげるだけで、出来ない事が言わなくても出来るようになった。

ちょっとやり方を変えるだけで、発達障害の子供は劇的に変わるんだと、この本で勉強しました。

もしかしたら、発達障害の子供は、他の子供にはない、とんでもない可能性を秘めているのかもしれませんね。